内容説明
急性骨髄性白血病が見つかり、ガン治療と骨髄移植を経験した著者が、ガンで苦しんでいる人々に向けて説く元気の出る般若心経!私的超訳文付き。般若心経全文をわかりやすく解説。
目次
第1章 三衣一鉢―お互いに支えあっているこの世界(終末医療の意思表示;「仏教」の二文字に込められた思いとは? ほか)
第2章 生死事大―一度きりの人生楽しく歩もう(摩訶―苦楽を共にする仲間の存在;般若―ぶれずに歩むことは困難、困難だから面白い ほか)
第3章 光陰可惜―いわれなき仕打ちに負けない(舎利子―言葉に思いを込めることは可能です;是諸法空相―ご利益ばかりを求める信仰の連鎖を断ち切ろう ほか)
第4章 無常迅速―こだわりを捨てれば身軽に歩める(菩提薩〓(た)―菩薩さまも昔は悩める人間であった
依般若波羅蜜多故―背筋を伸ばすと新しい息が入って来る ほか)
第5章 時不待人―共に歩むすばらしい仲間(故知、般若波羅蜜多―相手がいるから「共生」が成り立つ;是大神咒―大きな声で叫びましょう「開けゴマ」と ほか)
第6章 仏教興隆―発想の転換を求めて(『羯諦、羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦』のまとめ;「咒」の活用)
著者等紹介
桂川道雄[カツラガワミチオ]
1950年生まれ。駒澤大学大学院修了後、大本山總持寺で修行。布教師を志し、曹洞宗近畿管区布教師を10年、曹洞宗特派布教師を14年務める。平成23年10月、大本山總持寺の布教部長に就任。半年後白血病を患い辞任。青龍寺(滋賀県大津市)住職、清涼寺(滋賀県彦根市)兼務住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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里季




