出版社内容情報
家康、秀忠、家光の三代将軍によって日本最大の面積を有す「将軍の城」となった江戸城。現在の皇居だけでなく山手線の内側の大部分がかつての城跡であったた、実は現在の街並みのなかにも城跡を見つけることができる。
目次
大手門
大手三之門
同心番所・銅門・百人番所
中之門・中雀門
書院出櫓・石室・松之大廊下
天守台
本丸・北桔橋門
上梅林門・下梅林門・天神濠
平川門・汐見坂・白鳥濠
桜田二重櫓・内桜田門
富士見櫓・数寄屋多聞
蓮池巽三重櫓・坂下門・書院門
伏見二重櫓・二重橋
和田倉門・馬場先門
外桜田門
吹上周辺
北の丸
外濠 雉子橋から大名小路
外濠 溜池から浅草見附
著者等紹介
加藤理文[カトウマサフミ]
1958年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業、博士(文学)。静岡県教育委員会を経て、現在袋井市立周南中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
65
なんと、山手線内の大部分が元江戸城。日本最大の城。 関東大震災後、伏見二重櫓付近の地下から16体の人骨発見 いくらなんでも人柱じゃないでしょう。数が多すぎる2022/10/28
chang_ume
5
90年代以降に進展した考古調査の成果に全く触れず。また近年の江戸城研究の焦点である、中近世移行期の過渡的様相も触れられず。千代田区教育委員会などの地域に根付いた調査担当者や研究者ではなく、某研究会のお仲間で回すシリーズの課題が出てしまったなと思う。よくある無料のガイドマップ+αの内容に、本書880円(税込み)の価値があるのかという問題。江戸城の豊かな研究蓄積に対して、これは失礼の域にあたるのではと思った。せめて『千代田区史』の記載ぐらい踏まえてほしかった。2025/04/11




