内容説明
姉川合戦のとき、織田信長に最も肉薄した遠藤喜右衛門という浅井氏の侍大将がいた。槍をとらせれば戦場に敵なしと恐れられた豪傑にも、幼い頃からひそかに心を通い合わせる女がいた。戦乱の北近江に雅な風にのって咲いたあだ花とは…。
著者等紹介
木村光伸[キムラミツノブ]
昭和19年3月滋賀県犬上郡多賀町多賀の多賀大社祀職の家に生まれる。昭和37年3月滋賀県立彦根東高校を卒業し、國学院大学文学部日本文学科に入学。学内の同人雑誌、短歌同好会などに参加。昭和41年4月神職試験に合格し、生國弾神社、彌彦神社を経て、昭和55年多賀大社に入社。平成23年7月多賀大社宮司に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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