内容説明
時代劇は、地域が地元の歴史資源を再発見するチャンスである。二〇一二年六月、NHK大河ドラマ第一作の舞台でもあった歴史都市・滋賀彦根で、地域と大河ドラマ・時代劇の関わりをさまざまに論じたフォーラムの記録。
目次
第1部 時代考証学会第二回フォーラムin彦根「地域と語る大河ドラマ・時代劇」(序 時代劇・大河ドラマと歴史的景観―ロケ地と文化遺産;開催地挨拶;趣旨説明;地域から考える大河ドラマと時代考証―井伊直弼と彦根;大河ドラマは町になにを遺したか ほか)
第2部 歴史資源を歴史資産へ―地域の取り組み(石田三成復権プロジェクト;彦根城の外に広がる観光資源;彦根歴史観光の可能性;大河ドラマ博の成果と課題―観光まちづくりの現場から;ミニコミ紙で歩む地域発掘―『どんつき瓦版』を通じて ほか)
著者等紹介
大石学[オオイシマナブ]
1953年東京都生。時代考証学会会長、東京学芸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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