地震で沈んだ湖底の村―琵琶湖湖底遺跡を科学する

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地震で沈んだ湖底の村―琵琶湖湖底遺跡を科学する

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883254682
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

出版社内容情報

琵琶湖岸に分布する湖底遺跡はなぜ没したのか?湖底の音波探査が明らかにしたのは、過去の大地震による液状化に伴う地滑りの痕跡だった。考古学、地質学両方の見地から調査した湖底遺跡研究の最新成果。

目次

第1章 湖底遺跡の科学的実証法(琵琶湖の湖庭遺跡とは;琵琶湖の水位;湖底遺跡調査の取り組みにいたる経緯;考古学的調査方法と問題点;共同研究にいたる経緯;地盤構造の物理探査)
第2章 三ツ矢千軒遺跡の調査(水没村伝承と考古学的調査;陸域の地盤構造;湖底の地層探査;まとめ)
第3章 尚江千軒遺跡の調査(水没村伝承と考古学的調査;湖岸陸地部の地盤調査;湖底の地層探査;まとめ)
第4章 下坂浜千軒遺跡の調査(水没村伝承と考古学的調査;湖岸陸地部の地盤調査;湖底の地層探査;まとめ)
第5章 おわりに(共同研究の成果と湖底遺跡研究の問題点;現代における防災上の意義;多面的な湖底遺跡研究への期待)

著者等紹介

林博通[ハヤシヒロミチ]
1946年高知県生。1968年京都教育大学卒業(考古学専攻)。滋賀県教育委員会文化財保護課技師・係長・(財)滋賀県文化財保護協会調査課長・専門員(1972~1995年)、滋賀県立大学人間文化学部助教授・教授(考古学1995~2011年)。2011年3月退任。現在、滋賀県立大学名誉教授・滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員。博士(歴史学)

釜井俊孝[カマイトシタカ]
1957年東京都生。1979年筑波大学卒業(地球科学専攻)。1986年日本大学修了(地盤工学専攻)。利根コンサルタント(株)技師(1979~1986年)。通商産業省工業技術院・地質調査所(現・産業技術総合研究所)研究官・主任研究官(1986~1995年)。日本大学理工学部土木工学科助手・専任講師・助教授(1995~2000年)。京都大学防災研究所助教授・教授(2000年~現在)。博士(工学)

原口強[ハラグチツヨシ]
1956年鹿児島県生。1979年広島大学理学部地学科卒業。1998年東京大学大学院工学系研究科地球システム工学専攻後期博士課程修了。復建調査設計株式会社(1979~2003年)。大阪市立大学大学院理学研究科准教授(2003年~現在)。専門分野は地質工学、第四紀地質学、活断層研究。博士(工学)。受賞歴:日本水路協会・水路技術奨励賞(1999年)。日本応用地質学会論文賞(2000年)。日本活断層学会論文賞(2010年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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