出版社内容情報
滋賀が生んだ天才、小堀遠州は茶道、生け花、造園に造詣が深い一方、幕府の有能な技術官僚でもあった。前作より大幅に加筆し、増補版として再登場
内容説明
お茶・生け花・和歌・庭造りなどに通じた江戸時代わが国きっての文化人、小堀遠州は、幕府の有能な技術官僚でもあった。生地・長浜をはじめ各地に残る古文書を読み解き、小堀一族の横顔、徳川家光・井伊直孝ら同時代の人物との関係などを通して、その知られざる実像に迫る。待望の増補改訂版。
目次
第1章 若き遠州(小堀遠州の祖先;小堀正次の活躍 ほか)
第2章 吏僚遠州(幕府奉行としての遠州の活躍;大阪狭山池と小堀遠州 ほか)
第3章 遠州の諸相(小堀遠州と「大坂の陣」;国友鉄砲と小堀遠州 ほか)
第4章 江戸時代の小堀氏(小室藩小堀氏の歴代;小堀家の所領に残った棟礼 ほか)
著者等紹介
太田浩司[オオタヒロシ]
1961年東京に生まれる。1986年明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士前期(修士)課程修了。現在は長浜市長浜城歴史博物館学芸員(参事)。多くの展開会を手がけ、近江の歴史に関する研究、論文など、多岐にわたり活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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