淡海文庫 湖魚と近江のくらし

滋賀の食事文化研究会【編】

サンライズ出版（彦根）（2003/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 242p／高さ 19cm
• 商品コード 9784883251384
• NDC分類 383.8
• Cコード C0061

内容説明

琵琶湖と周辺の河川で獲れるアユ、フナ、モロコ、シジミなどの淡水魚貝類は、新鮮な刺身で、あるいは焼いて、煮て、米とともに炊き込んで、さらに手間暇かけた馴れずしにと、多彩な食べ方がなされてきました。魚貝類ごとにさまざまな調理法を紹介し、豊かな地域食文化の復権をめざす書。

目次

第１章　琵琶湖と近江のくらし（琵琶湖の固有種と伝統料理；川遊びと魚とり　ほか）
第２章　琵琶湖の幸と伝統料理（アユ；フナ　ほか）
第３章　祭りと琵琶湖の幸（神饌の中の湖魚；堅田の供御人行列　ほか）
第４章　琵琶湖の魚貝類の栄養と調理性（湖魚の栄養；湖魚をおいしく食べる）
第５章　琵琶湖の漁業（近江の川魚屋から見える琵琶湖；琵琶湖独特の漁具漁法　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mochico]

湖魚が食べたくなる本。琵琶湖は知っていても、鮒寿司は聞いたことがあっても、それ以外のことは知られていないことが多い。琵琶湖とともに生きてきた滋賀だからこその食文化、そして祭りと食の関係があった。野神神社の祭礼が気になる。

2013/09/27