内容説明
迷える、いまの患者に問う『病になる・病が治るということ』の著者山下剛氏の遺言。自ら“治さない医者”という「私の治療法は心のもちかたと、食事の指導だけ。治療の根本は患者の自発的気づきから。そこへ導くのが医者に課せられた役割」と語る。自らの病院を“気づきの学校”と名づけていた。
目次
ひょっとこ
やっぱり神さんの意志に従っとったら、悪いようにはならへんて
ホリスティック医学 私の見方
ほんとの“癒し”てなんやろか
ホリスティック医学からみた大豆及び大豆加工食品
外科医からホリスティック医へ
食と退行性変化
ホメオスタージスの力
マイナス医学について
わたしの歳時記〔ほか〕
著者等紹介
山下剛[ヤマシタツヨシ]
1935年、桑名生まれ。三重県立大学医学部卒業。三重県立大学医学部第一外科入局、桑名市山本総合病院外科医長、大阪医科大学麻酔科入局を経て、1977年、三重県四日市市にて山下外科神経科開業。1999年、六二歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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