台湾原住民族の音楽と文化

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  • サイズ A5判/ページ数 424p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883231911
  • NDC分類 762.224
  • Cコード C0098

内容説明

「歌で書き」、「ペンで歌う」台湾原住民族の深淵なる音楽世界の扉を開く。現代によみがえる原始の音と声、音楽と文學の対話。

目次

第1章 台湾原住民族の音楽と文化―ペンで歌う/歌で書く(台湾原住民族の楽舞(歌と踊り)と文化―個人的経験から政策まで
歌で書く―台湾原住民の歌謡伝統)
第2章 伝承・楽器・楽舞・創作歌舞・創作音楽(台湾原住民族の伝承と歌謡;原住民器楽と楽器―パイワン族楽器を例として ほか)
第3章 文学・歴史小説・花文化・相撲・平埔族(「原」から歌があった―台湾原住民文学/歌謡の対話と文化想像;「稗官」パタイの歴史小説―書かれた「正史」と語られる「野史」の間に拡がる「無限の想像空間」 ほか)
第4章 ウォグ・ヤタウユガナ(高一生)とバリワクス(陸森宝)の音楽と生涯(一枚の写真;随筆 ケユパナの思い出―私の父、高一生 ほか)

著者等紹介

下村作次郎[シモムラサクジロウ]
1949年、和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、天理大学国際学部教授

孫大川[ソンダイセン]
1953年、台湾台東県卑南郷下賓朗生まれ。プユマ族。国立台湾大学中国文学系卒業。輔仁大学哲学研究所、ルーヴェン・カトリック大学碩士。国立政治大学台湾文学研究所副教授。元中華民国行政院原住民族委員会主任委員

林清財[リンセイザイ]
1957年、台湾花蓮県富里郷東里村生まれ。国立台湾師範大学音楽学研究所卒業、パリ第十大学民族音楽学博士班。現在、国立台東大学音楽学系副教授

笠原政治[カサハラマサハル]
1948年、静岡県静岡市生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。現在、横浜国立大学名誉教授。専攻:社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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