タマラカウ物語〈上〉女巫ディーグワン

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  • サイズ B6判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883231898
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

内容説明

台東平原の西、中央山脈の麓にあるタマラカウは、戸数四十余のプユマ族の村である。大きな村に囲まれ、西のブヌン族からの脅威にもさらされるこの村は、大正時代になると、日本植民地当局からも眼をつけられる。いかにして生き延びるか、部落の指導者たちは知恵を絞る。巫女(みこ)のディーグワンは、卓越した巫術で難局を切り抜ける。二〇〇八年台湾文学賞受賞作品。台湾原住民文学初の長編歴史小説。

著者等紹介

巴代[パタイ]
1962年台東県卑南郷泰安村タマラカウ(大巴六九)生まれ。プユマ族。本名は林二郎。卑南国民中学卒業後、中正預校、陸軍官校で学び、職業軍人になる。教官を務めたのち、2006年退役。2005年台南大学台湾文化研究所修士。2002年「薑路」で原住民報導文学賞を、2008年『苗鸛』で台湾文学賞を受賞。巫術についての研究書や、タマラカウ部落に伝わる祭儀を記録した書も出版している。台湾原住民族文学ペンクラブ副会長

魚住悦子[ウオズミエツコ]
1954年兵庫県相生市生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。現、国際交流基金関西国際センター日本語教育専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねこ

0
最初は登場人物が多過ぎて誰が何なのかわからないのですが、最後になるにつれて何となくわかってきます。カタカナ語が多過ぎてちょっと読みにくい感があるのと、この巫女がいったいどういう位置づけにあるのか上巻だけではわかりません。読み続けるにはよほど興味があるか根気がなければ難しいかもしれません2014/01/05

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