朝鮮の土となった日本人―浅川巧の生涯 (増補3版)

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朝鮮の土となった日本人―浅川巧の生涯 (増補3版)

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883231263
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

韓国の山(植林)と民藝に身を捧げた希有の日本人。韓国より半世紀
ぶりに故郷に戻った「日記」を読み込み、最近数年にわたる浅川巧を
めぐる動きを追って、全面的に書き改めた増補三版。日本各地から韓
国ソウルに眠る浅川巧の墓地(忘憂里)を訪ねるツアーが増加。

序   朝鮮人を愛し、朝鮮人に愛された人
    柳宗悦と安倍能成の哀悼
    慟哭した朝鮮人たち

一   巧を生んだ土地と家系
    文人の家系
    よいお爺さん
    男まさりの母親
    兄と姉

二   朝鮮古陶磁の神様・伯教
    伯教、朝鮮に渡る
    白磁との出会い
    多芸多才のひと
    友人たち
    戦後

三   山を緑にするために 
    山野や木や草や水や虫やを友として
    巧、朝鮮へ渡る
    造林の哲学

四   朝鮮の民芸品に魅せられて
    柳宗悦との出会い
    朝鮮民族美術館の設立
    再婚

五   一九二二-二三年の日記から
    日記発掘の経緯
    朝鮮人虐殺への批判
    略奪的林業への批判
    朝鮮の美術工芸のために
    朝鮮および朝鮮人へのまなざし

六   朝鮮民芸品の美論
    愛と智慧の書──『朝鮮の膳』
    正しき名称と用途──『朝鮮陶磁名考』
    民芸の美──『小品集』
    やり残した仕事

七  

韓国より半世紀ぶりに故郷に戻った「日記」を読み込み、最近数年にわたる
浅川巧をめぐる動きを追って、全面的に書き改め、年譜を付した増補三版。


◆浅川巧をめぐる出来事◆ 年6月、山梨県高根町にて、「浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会」結成。 年5月『芸術新潮』が「李朝の美を教えた兄弟・浅川伯教と巧」を特集。各地から韓国ソウルに眠る浅川巧の墓地(忘憂里)を訪ねるツアーが増加。 年 月、NHK教育テレビの「新日曜美術館」で「発見!李朝の美・浅川巧から柳宗悦へ」を特集。◎太鼓の名手・林英哲による「澪の蓮」=浅川巧をテーマとするコンサート全国ツアースタート(2001~2002)◎日本美術会講座「あなたは浅川巧を知っていますか」(2002・6・ )

内容説明

韓国の山と民芸に身を捧げた日本人―韓国より半世紀ぶりに故郷に戻った「日記」を読み込み、最近数年にわたる浅川巧をめぐる動きを追って、全面的に書き改めた増補三版。

目次

序 朝鮮人を愛し、朝鮮人に愛された人
1 巧を生んだ土地と家系
2 朝鮮古陶磁の神様・伯教
3 山を緑にするために
4 朝鮮の民芸品に魅せられて
5 一九二二~二三年の日記から
6 朝鮮民芸の美論
7 巧をめぐる人びと
8 朝鮮の土となる
9 蘇る浅川巧
10 浅川巧・一九九七~二〇〇二

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひじり☆

3
朝鮮の文化を愛し尊重した日本人。2019/02/17

みじんこ

1
日本と韓国の関係が今も冷え切っている中で、日本の統治時代にも関わらず、韓国人にその死後も愛され慕われている日本人がいたというのはすごいと思う。浅川巧本人も自ら韓国の文化に染まり、韓国人になることを望んだため、それが今なお慕われるゆえんになったと考えられる。個人的に彼の思想は少し行き過ぎた面もあると思うが、今の日本にはいない人材とみて間違いない。蒐集した中で良いものは全て美術館に置き、自分のそばには傷のあるような物しか置かなかったというエピソードには感心した。朝鮮の文化を最も尊重した日本人だと思った。2013/12/06

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