出版社内容情報
さわやかに 生きる!
34年間、連れ添った小泉文夫(民族音楽家)亡きあと、残された障害をもつ娘より長生きすると祈念する声楽家のはつらつシルバーライフ。リサイタルを開き、国外旅行へ出かけ、観劇、花火見物、など都会の煩雑さをむしろ楽しみ、好奇心旺盛、行動力多彩。人生の夕映えに輝く時間の愉しみかたを伝授します。
老後の生活設計
小泉文夫音楽賞
中国旅行
晩年の演奏旅行
サン・ラポール目白日記
伊那・駒ヶ根一泊旅行
ニュージランド・オーストラリアの旅
人生を楽しく過ごすコツ
1993.5.20 いっとit
自らは声楽家であり、東京芸大やお茶の水女子大で教鞭をとった筆者は、日本の民族音楽学の嚆矢となった故小泉文夫夫人でもある。
夫亡きあと、障害をもつ娘とともに、娘よりも長生きすることを祈りながら懸命に生きる姿が、むしろ明るく描かれていることに驚く。
老後設計の第一は有料老人ホームへの入居。65歳のときに開いたリサイタルがきっかけで、何回かのリサイタルやテレビ出演、また海外旅行、観劇など、都会に住み健康にも経済的にも恵まれた老後の典型的な生活はあまりにも優雅で、高嶺の花とみえなくもない。
しかし、たえず前向きに人生に向かいあう生き方の底に、豊かな知性とやわらかな心が感じられる。
1993.3 百歳万歳
民族音楽家の故小泉文夫氏夫人であり、自身も音楽家の著者が34年連れ添った夫の亡きあと10年が過ぎて、ふとこれからのシルバーライフをどう生きるかと考え始めました。施設に入っている障害をもつ一人娘を思う時、この娘より長生きしなくてはという痛切な願いもあります。体のあちこちに老いの徴候が表われた頃、一人暮らしの著者は有料老人ホームを探し、引越します。
外国旅行にもでかけ、リサイタルを開き、
内容説明
34年間、連れ添った小泉文夫亡きあと、残された障害をもつ娘より長生きしたいと祈念する声楽家のはつらつシルバーライフ。リサイタルを開き、国外旅行へ出かけ、観劇・花火見物など都会の繁雑さをむしろ楽しみ、好奇心旺盛、行動力多彩。人生の夕映えに輝く時間の愉しみかたを伝授します。
目次
老後の生活設計
小泉文夫音楽賞
中国旅行
晩年の演奏活動
サン・ラポール目白日記
伊那・駒ケ根1泊旅行
ニュージーランド・オーストラリアの旅
人生を楽しく過ごすコツ