内容説明
競輪という未知なるギャンブルと出会い、のめり込み、いつか競輪と共にある生活にはまりこんで行った、伝説のフォークシンガー・友川かずき。競輪を愛し、競輪をみずからの生活とまでいう著者が、圧倒的情熱で語る競輪狂の詩。書き下ろしエッセイ。
目次
気づいてみたればここはメッカ
脳ましき三三バンク
故郷秋田での七転び八起き
横綱がとぶ日
万車券の花
西浦仙哉のプライド
星のプロセス
高配当のパターン
ふるさと車券術
名優ススガタカユキ
競輪バンザイ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
2
競輪の事は全然分からへんけど、各選手のクセや性格、レース展開や戦績などの分析。脚の衰えを指摘したり、消極的なレースをする選手に苦言を呈したりと友川さんの競輪に対する想いがヒシヒシと伝わってくる。実名を上げて批判するのも競輪に対する愛があればこそ、失礼な感じどころか選手に対する敬意すら感じる。選手についてもかなり勉強されてて読みの深さも読み応えがあって面白いし、取れなかった穴車券にたいして勉強不足と反省する辺りは思わず笑ってしまう。2013/03/11
