感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
36
読了1000冊目!**1曲のみの詩歌**私の墓石の前に立って/涙を流さないでください/私はそこにはいません/眠ってなんかいません…もはや多くを語るは無粋。かの詩歌に、美しい写真を添えて綴られています。――今を生きる私たち全員が“あとに残された人”であること。そんな私たちが、風となった大切な人たちに、常に支えられている…そう感じられることは幸せだと、私は思う。恥ずかしくない生き方をしたいと思います。2014/03/19
Gotoran
23
[メメント3・11]再読。『千の風になって』ではなく、本書。大自然の美しい写真とともに、原詩に忠実な訳、優しい詩。本書では、原詩は作者不詳とあるが、米国ボルチモアの主婦、メアリー・フライ作が有力、原題は「Do not stand at my grave and weep」。近親者の死、追悼、喪の機会読み継がれている有名な詩。米国同時多発テロ事件で父親を亡くした11歳の少女が、1年後の追悼式で朗読したと云う。2014/03/13
Gotoran
11
南風椎(はえしい)氏翻訳の“1000の風”、河合先生著書繋がり。私も今年は伯父と祖母を亡くした(祖母のときは、仕事の関係で通夜・葬儀に参列出来なかった。)。原詩(A THOUSAND WINDS)に沿って忠実に、変に飾らず、シンプルに訳されている、それが良い。見開き毎に、詩のセンテンスと幻想的な美しい空の写真が添えられている、ページ数にして30ページ程。詩のセンテンスを噛みしめながら写真を眺め、亡くなった身近な人へ思いを馳せれば、きっと心が優しくなり、癒されるはず。 2011/12/31
qualia
4
ひさびさに、暗誦したくなった英文です。Twitterで知った、千の風になってが世に出るようになったいきさつ。私がこの詩を初めて知ったのは河合隼雄さんの紹介文でした。仏教とユング心理学など。2010/03/18
ottohseijin
1
こっちの方が原文に忠実。「1000の風」より「千の風」のほうが字の印象は良いと思う。2010/03/14
-
- 和書
- ま、いっか。 集英社文庫