出版社内容情報
「脳トレ」は医学的に効果があるの？「脳科学」はどこまで信用できるの？壊れた脳を数千診てきた著者だからわかる「脳の鍛え方」の最終結論！最新の認知症対策・治療法も収録。
内容説明
最先端の医学者が到達した、脳科学の最前線。脳トレやＤＨＡ、ココナッツオイルの信用度は！？最新の認知症対策・治療法・脳の病気百科も収録！
目次
第１章 脳の現象は「神経」しだい
第２章 脳の現象についての素朴な疑問
第３章 脳の地図を歩いてみよう―驚くべき脳の分業体制
第４章 脳の病気で起こっていること―おや？と思ったときの脳事典
第５章 脳の「神経」の鍛え方―食べ物・サプリ・運動を検証する
第６章 効果的な認知症薬の誕生は？―キーは脳の神経細胞の活性化
著者等紹介
西崎知之［ニシザキトモユキ］
１９５４年兵庫県生まれ。現在、先端生体情報研究機構所長。医学博士。神戸大学医学部を卒業し、神戸大、米国カリフォルニア大学アーバイン校と、一貫して生体内情報伝達機構（細胞生物学・神経科学）を専門に研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
179
「脳は宇宙に匹敵する」と言う感想も、タイトルに込められた意味も、長年携わって来たからこそ感じるのでしょう。恐ろしく緻密で複雑。正確でありながら融通も利く。脳機能障害系は、主に加齢による物なので、避けては通れないのでしょう。せめてもの抵抗として、美味しいものをバランス良く食べて、軽い運動を欠かさず、ストレスを溜めず……普通の健康法！脳も使う事で強化する気がするので、シナプスを作り続けるのじゃ。感受性を鍛え失わない。読書はええのう。「オキシトシン」を分泌させる。軽度の認知症でもデイサービスの利用は有効。と。2021/09/19
kinkin
77
タイトルに惹かれて読んだ。しかし内容は他の脳に関する書物同様、一般的な脳の仕組みや脳についての疑問、脳の病気などについて書かれているので新鮮味に欠けていた。脳の「神経」の鍛え方にも触れられていたが様々なサプリメントやトレーニングがある、一方でパソコンやスマホというのはどれくらい影響があるのかなどについても触れてほしかった。脳というのは未だ全貌が分かっていないと聞いたことがある。人が持小さな宇宙だね。図書館本2018/05/02
キンセンカ
4
脳の働きはまだ解明されていない部分が多いと言われるが、解明された部分だけでも凄過ぎる。このような凄い臓器を全く有意義に活用出来ていない自分が悲しい。2017/05/18
るう
3
脳医学者の先生による脳のしくみと脳の病気と脳に良いとされてる食事や運動の検証。2021/06/24
のっぽ
1
冒頭にわかりやすく解説！と謳ってあったが…専門用語と横文字の羅列もやや多めにあったと思う。脳のことを、さして勉強もしないでわかりやすく解説して欲しいということ自体が、自分の傲慢かもしれないけれど。さらっと概要はつかめた気がする、さらっと。2018/09/30
