- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情（海外）
内容説明
世界一日本びいきな人たちの素顔に迫る。気性、食生活、ビジネス、恋愛・セックスまで。台湾在住１０年、日本で随一の台湾通ジャーナリストが説く、ＫＹだけど憎めない、爆笑現代台湾人像。
目次
第１章 日本に熱い視線を送る台湾人
第２章 台湾人の陽気な日常！
第３章 台湾人は中国人ではなくマレー系―日本人も中国人も勘違い
第４章 過去にも国家にも、こだわらない
第５章 パンダに無関心の台湾人
第６章 台湾人と付き合うときの注意点
第７章 台湾人の常識、日本人の非常識！？
第８章 勘違いしないように、ご用心を！
著者等紹介
酒井亨［サカイトオル］
１９６６年石川県生まれ。ジャーナリスト、神戸大学大学院国際協力研究科客員教授（２０１０年度後期）。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、共同通信に入社、十一年間地方支局や経済畑を歩み、２０００年に退社して台湾に移り住む。台湾では台湾大学大学院法学研究科修士課程修了。台湾の政治・文化はもちろん、韓国・中国・東南アジアにも詳しい（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
9
★★★★ 2011年10月5日発行。表紙を見て、最初借りるのに抵抗があったが、中身はなかなか素晴らしいですね。台湾は、これまで李登輝氏や、戦前台湾の治水工事で高い評価を受けた八田與一氏のこと、今の若い台湾人にも親日家が多いことも知ってはいたが、台湾人が中国人とこんなに違う国民性だったのはこの本を読むまで知らなかった。気質はマレー系、フィリピンに近いと言われて、昔の台湾人の友人を思い出すとなるほどと。どうやら沖縄も似てるようですね。安直な思考、ちょっといい加減、メンツを大事にし、善意でKYでナイーブだとか。2014/11/24
しん
6
台湾の人々が日本に対して好意を抱いている理由が戦前の統治時代が好影響を与えていたと思っていたのが、実は最近の日本のアニメや文化が若い人に影響を与えたり、東日本大震災での日本で暴動もなく落ち着いて行動していたところにで好印象が上がっているのには驚いた。もう一つの理由は、嫌いな中国への当てこすりで日本に対してこんなに好意を持っているのに中国には・・のようなもの。 自分にも他人にも厳しい日本人が台湾では自分にも他人にも甘い台湾人に振り回されたり感じるのは日本人が几帳面すぎるから、台湾人のいいところを見習いたい。2015/02/19
nori
6
Author insisted Taiwanese based on Malayo-Polynesian like Philipinas. Why he did not show evidences of interracial communication between Bashi Channel? Or showing comparison of history between them? I could not find similarity of Taiwanese to Pinas. 2014/03/10
かやは
6
表紙が何故萌え萌えしているのかわからない、真っ当な台湾についての本。台湾と日本、そして中国、韓国との違いや、台湾人の気質について詳しく書いてある。実際に現地の人と交流する際、かなり参考になるんじゃないかと思う。ただ、筆者が思う台湾人像が全てでは無いと思うので、全て鵜呑みにするのはやめた方が良い。2013/05/04
ひろ☆
6
表紙はアニメだけど、内容はまとも（笑） むしろ、分かりやすく、台湾について、台湾人の考え方について書いてあって、面白かった。台湾人と付き合うにはがとても参考になった。2013/03/23
