内容説明
子どもは大人のいうとおりにならないもの、大人のしたとおりになるものでしょ。子ども時代に何を学習すべきか―。そのすべての回答が本書の中に詰まっています。
目次
第1部 教えることは教わること―子どもたちの実践から やって気持ちいい、見てかっこいい「江戸しぐさ」(どうして「あいさつ」は必要なの?;あたりまえのことをする、がカッコイイ!)
第2部 江戸しぐさを親子で「今しぐさ」に―子どもたちはヤル気になっている(江戸しぐさに流れる考え方;「今しぐさ」でくせにする)
第3部 江戸しぐさを身につけた先人たち―江戸しぐさ的な「生きる力」を!(江戸しぐさを“生き方”に学ぶ)
著者等紹介
越川禮子[コシカワレイコ]
NPO法人江戸しぐさ理事長。江戸しぐさ語りべの会主宰。(株)インテリジェンス・サービス取締役社主。1926年東京生まれ。86年にアメリカの老人問題のルポ『グレイパンサー』で潮賞ノンフィクション部門優秀賞を受賞。その後、江戸しぐさの伝承者故芝三光氏と出会い、江戸人の魅力の虜となる。『江戸の繁盛しぐさ』を上梓の後は唯一の江戸しぐさの語りべとして、講演・執筆活動に精力的に努めている
林田明大[ハヤシダアキオ]
陽明学研究家。1952年長崎県島原市生まれ。シュタイナーから禅まで、東西の哲学・思想を修得。その後、独学で陽明学の思想を探究、94年に『真説「陽明学」入門』を上梓。「帝王学」というそれまでの誤解を解消し、現代人のための実践哲学として復活させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。