内容説明
本書では、特許の視点から、創業時から脈々と受け継がれているトヨタの発明精神に迫り、資源に乏しい日本ならではの製造業のあり方・未来像を明らかにした。
目次
第1章 いかにして「トヨタ」になったのか?
第2章 技術の“遅れ”は欠点ではない
第3章 特許が国富をつくる―発明家・豊田佐吉の苦闘
第4章 佐吉の「発明の流儀」
第5章 屈辱というエネルギー―豊田紡織
第6章 新たなる伝説のはじまり―息子・喜一郎の参加
第7章 G型自動織機、誕生の衝撃―豊田自動織機製作所
第8章 佐吉は本当に、そう言ったのか?―特許料の活かし方
第9章 基本線と延長線―トヨタ自動車工業
第10章 佐吉と喜一郎のイノベーション
著者等紹介
石井正[イシイタダシ]
大阪工業大学知的財産学部長・教授。元・特許技監。中央大学理工学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)特許庁に入庁。審査部長・審判部長を経て、1999年、特許技監に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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