内容説明
こんなに違う!?個人向け国債の表の顔と裏の顔。本書は懸命に生きる、真っ当な市民のための「真実をハッキリさせる」本です。銀行・郵便局にだまされて損をしないようにこんな時代の「お金の守り方」をプロが教えます。
目次
第1章 だから、国債はあぶない!
第2章 国債って、なんだろう?―騙されないための基礎知識
第3章 国債の歴史からその危険性を検証する
第4章 こんな国債に誰がした!
第5章 シミュレーション・国債が破綻したとき
第6章 プロが教える金融不安時代のお金の守り方
著者等紹介
水沢溪[ミズサワケイ]
1935年、函館市生まれ。早稲田大学第一政経学部卒業後、山一證券に入社。証券会社の中枢にて経済の裏側をつぶさに観察、同社従業員組合執行委員を経て独立、経済問題全般への評論活動に入る。前作『やっぱりあぶない、投資信託』は、投信本の中で唯一、購入者の視点から事実に迫った本としてベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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newman
12
国債の金利が市中銀行よりも高いので預金を国債に替えた。ビビりなのでこれで安全なのか確かめたくて高橋洋一著「新・国債の真実」を読み、安心すると同時にどこか本当ではないかもと思えるところがあったのと反対意見の本も読みたいと考え読みました。一つはそうなのかと思ったこと。日本の国債の格付けが下がっていること(17年も前の本ですが)。もう一つは、えっと思ったこと。著者は国の破綻に備える投資法として投資信託、株式投資、債券投資、銀行預金等を奨めているが国が破綻したときに投資信託等が生き残っているとは思えないのだが。2024/05/25
wang
4
これは酷い。個人向け国債が一番安全は嘘と言いいながら著者は個人向け国債より安全な投資を提示できない。個人向け国債の危険性を説明するのに、国債という別の商品の危険性を使う。結局リスクは破綻する可能性があるという一点だけ。だが現代日本と比較できない例を使い国債は破綻すると言われても説得力はない。どのような形になれば破綻するかのシナリオすら持っていない。破綻シミュレーションも201X年ではなく20XX年。発行額などから著者自身も破綻を十年以上先と考えているよう。当分は個人向け国債が一番安全と認めているも同然。2012/12/03
あすなろう
2
一つの意見として勉強させてもらったが共感できず。身も蓋もない内容で参考にはしませんでした。
のりまき せんべい
2
「金融・財政・経済」を勉強することにした。キーワードは「国債・TPP・年金・サブプライムローン・デリバティブ・リーマンショック・ギリシャ危機」。まぁ、今のところ分からないけど、ニュースでよく聞く言葉キーワードとして並べただけだ。「リーマンショック」って「(サラ)リーマン」として内定が決まっていた学生が内定取り消しにあってショックにあったり、景気が悪くて現役「(サラ)リーマン」の生活を打撃を受けてたから「リーマンショック」かと思ってた。この本を読んで、訳も分からず目を通していた副島さんの話が少しわかった。2012/04/10
そのげる
1
国債に少し興味あったがやっぱりやめとこうと思った。国家破綻の最大の防衛策は純金積み立てとのこと。しかしあまりにも極端な内容。2010/05/09
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