内容説明
日本の腎移植パイオニアがおくる移植治療の展望。腎移植手術の実際と予後から臓器提供への理解、腎臓病の予防知識まで。20~30年経過した「腎移植」患者の手記16例を紹介。
目次
序章 透析か、腎移植か
第1章 どういう人が人工透析をしなくてはならないの?
第2章 腎移植という選択
第3章 腎移植後の経過
第4章 歴史的・法的に見る腎移植
第5章 ドナー登録をしよう
第6章 あなたの腎臓を健全に守るために
著者等紹介
柏原英彦[カシワバラヒデヒコ]
医学博士・聖隷佐倉市民病院名誉院長。1940年生まれ。1966年千葉大学医学部卒業。同大学第二外科で移植の先駆者である岩崎洋治氏のもと「臓器保存法」を研究。その後、ニューヨーク州立大学移植外科で移植研究に従事。帰国して国立佐倉病院にて腎移植を中心とした臨床研究を精力的に行なう。と同時に、厚生科学研究事業・臓器移植ネットワークの検討委員会メンバーとして参加。国立病院腎ネットの基盤を作る。国立佐倉病院長、聖隷佐倉市民病院長を経て、2006年より現職。NPO「トランスプラントなのはな会」副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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