内容説明
これが人生を変えるエナジー。無射精、無勃起、無挿入があなたのセックスを進化させる。
目次
あなたのセックスは間違っていた!
不倫か、蝶愛か
僕のセックス史
ある日のセックスを描写する
射精しない―真性セックスのために・その1
勃起しない―真性セックスのために・その2
挿入しない―真性セックスのために・その3
セックスは進化する
自然の中でのセックス―蝶愛の現場から
真性セックスの技法
究極の健康法としてのセックス
セックスによる意識変容
最高の贈り物
人類変態宣言
著者等紹介
山田鷹夫[ヤマダタカオ]
「食」「眠り」といった、だれも疑ったことのないテーマについて、常識を覆してきた実践思想家。これまでの『人は食べなくても生きられる』『断眠』が世間へ与えたインパクトは計り知れない。1951年生まれ。新潟県に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
磁石
18
ページをめくると、かならず「セックス」という単語がでてくる、それも5回は。それなのにイヤラシさはほとんどなく、ナメクジの交尾みたいなヌチョベタな気持ち悪さもない、そこで終わったりなんかしない。超=蝶愛。一夫一婦制は本当に人の生理と合致してるのか、誰か一人に愛情を限定する必要はあるのか、世のすべての男女関係のもつれはそこにあるのではないか。これを見ると、ヤリマン・ヤリチンと言われている経験豊富な人たちですら童貞や処女と変わらないという指摘、あながち間違いじゃないかもと思える。2017/07/11
デビっちん
7
「不食」「断眠」に次ぐ、3部作の最後。「食う・寝る・やる」といった人間の3大欲求からの解放へ著者は挑戦していた。「不食」を通じて、無限のエネルギーの活用。「断眠」において、無限の叡智を取り込み。「超愛」による、無限の喜びの溢出。身体的な有限の快感から、意識的な無限の快感への変態。男性の意識が女性の意識に融合して、女性はエクスタシー領域に侵入する。肉体が人間の本質ではない。意識が肉体に宿っていることが本質。言語ではなく、身体的に体験できるのがセックスであると著者は主張している。3部作では、断眠がお気に入り。2015/05/02
わっさん 2@毎日感想いっぱい投稿してくよ! 遊楽とペア画ちゅぅー!
2
いやらしさがない2024/06/26
エマ
2
電車ではカバーをかけずには読めないが(笑)、表紙より中身はまとも。著者の体験を元に、新しい真の男女の性愛とは何かを、魂や心のつながりを含め追及した本。パートナーとどうしようかな、モヤモヤするなと思っていたことの解決になる視点をもらえた。男性優位、パワーゲームのような現代の性のあり方に疑問を持つ方、そのようなパートナーを持って悩む方にオススメ。2015/10/05
つむじ風
1
スローセックスの派生本かと思いきや、挿入も射精もしないという目から鱗の方法論でした。ただ、これだけでもよくないんじゃないかな。やっぱりバランスは大事です。こういうセックスもするし、普通のセックスもするし、というような心と体の余裕が大切なんじゃないかと思いました。2013/09/03