内容説明
断眠は、短時間睡眠とレベルを画する。短時間睡眠のように眠りを減らして活動量を増やそうというチャチな考えはない。似ているがまったく違う。断眠は、人生を変える「大いなるチカラ」だ。「眠らないチカラ」の素晴らしさ。
目次
第1章 「断眠&不食」日記―二〇〇一年・挫折編
第2章 人は眠らなくても生きられる
第3章 断眠の方法
第4章 架眠という思考法
第5章 「断眠&不食」日記―二〇〇四年・成就編
第6章 テレーゼ・ゾーンの発見―大いなる意識への飛翔
第7章 眠りと臨死
エピローグ 自立せよ、ただひとり立て!
著者等紹介
山田鷹夫[ヤマダタカオ]
1951年生まれ。新潟県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
磁石
21
食欲に続いての睡眠欲、人間に睡眠は必要不可欠なものでもなかった。食べると同じで眠るのは、他にやることがないから/寝食忘れるほどの大好きを持っていないから、疲れを癒すのにも必要ではなかった。意識と無意識の中間、ほとんどの人は断絶状態になっているその淡いを掴めるかどうか、その架橋さえ確立したのなら眠る必要はなくなる。……著者はついに睡魔を克服してみせた。次は淫魔が狙いだがどうなることやら、楽しみ。2017/06/04
やてつ
21
人間卒業が基本テーマと言い切るこのおっさんのチャレンジはいつも興味深い。断眠とは一日数回の15分~30分程度の架眠と90分~3時間程度の睡眠であるとのこと。全く寝ないわけではない。断眠を達成するには、まずは不食又は少食を達成してから。架眠(仮眠)はすぐにでも実行可能だと思うので意識して取り組んでみることにする。2015/10/31
デビっちん
17
再読。著者の山田氏が考えるように、睡眠の世界には色々なものが積まっているように思います。食事量を減らすことで努力なく睡眠時間の短縮につながることが解説されていますが、美味しいご飯は食べたいんですよねー。どうにかならないでしょうか?2020/08/02
デビっちん
15
再読。人類の常識とされていることに対する挑戦の体験記は、何度読んでも面白く発見があります。顕在化した意識を保ちつつ、潜在意識を取感じとるのは、あちらの世界の能力開発にも通じているような気がします。2019/09/20
デビっちん
11
変態が書いた本。著者自らが実験体となり、「睡眠が必要」という世間の常識に挑んだ。眠りと食を極限まで抑えたときに、大いなる意識が溢れ出し「テレゼ・ゾーン」がやってくる。意識できるもの、顕在意識が意識のすべてではない。無限ともいえる意識の領域が、睡眠の向こう側にある。短時間睡眠への失敗から成功の実験日記がリアル。眠りが必要だから眠るのではない。やることがないから、眠る。眠らないでよいということがわかった人間には、眠りはいらなくなる。世間の常識を疑い、自身の体験で幻想を証明する、変態って素晴らしい! 2014/10/25
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