目次
第1章 現代人の表情
第2章 アダルト・チルドレンの誕生
第3章 ACとは、どんな人?
第4章 ACの主役は中年世代
第5章 ACと記憶の渦
第6章 インナーペアレンツ
第7章 回復の方法
第8章 ACプライド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★エレミヤ2911☆
13
『『アダルトチルドレン<ロストチャイルド型>と聖書の<福音>について〜私のキリストによる救いの証し〜』 私はロストチャイルド型アダルトチルドレンです。<失われている・迷子>まさに英語の『lost』である。しかし、そのような『迷える子羊』こそ『羊飼い』なる<主イエス>がそのような人々を見つけ出し探さ出し救うために世に遣わされたのである。このブログでは考察・黙想しています。是非参考になれば感謝です https://ameblo.jp/jojo514ctu24/entry-12798900457.html2023/04/17
ユウティ
8
文章があまりこなれていない気がしたけれど、今読んでも全く古いと感じない。特に回復についてが良かった。AC自覚後、どこへ向かえばいいのかを欲したけれどしっくりするものは意外と見つからなかった。タイミングもあるのかな?『自分と親の人生のドラマが別れていき、親もあれでよかった、自分もこれでいいと思えるようになること』『親からの拘束を受けるなかで身につけた対人関係や感じ方をどう自分に楽な行動に変えていけるか考えること』最後に当たり前だけれど『ACを自覚しないでも楽に適当にいいかげんに生きれる』ようになれればいい。2022/04/17
くろまによん
4
研究用。平易だった。定義からエピソードまで、一通り理解できるような構成になっている。もう少し突っ込んだ部分を知りたいのでもっと関連本を探しに行こう。2014/02/18
sirototoro
4
ACというのは、大人になりきれない大人というネガティブな意味でしか捉えたことがなかった。本書を読むと、現代社会に生きている人間は誰でもACと呼ばれる要素を持っていると感じた。「あなたのためを思って、こうしている」という呪縛から逃れるためには、どうすればいいのか、ちゃんと考えたはうがいい気がした。2012/09/27
クルクルまわる
3
すごく前向きな読了感だった。自由とは心の中にいる親の影響を受けなくなること。心の中の親を自分の物語に出てくる登場人物の一人にすること。自立とは自分で決められて、主体的に生きることなのに、日本では長らく常識に沿って生きることや、他人に迷惑をかけないことを求められた。自分や環境を正しく理解していく。2024/06/02