内容説明
3000種余りの民族とひとつの地球が創り出すさまざまな文化の形や成り立ちを検証し、相互理解を深めようとする実践的学問の魅力。国家・人種を超えたこれからの地球の課題が見えてくる。
目次
第1章 私の体験エッセー―文化人類学との出会い
第2章 人間と文化―文化人類学とは何か
第3章 フィールドワーク―文化人類学の実践方法
第4章 人間はどのように生計を立ててきたか―技術と社会変化
第5章 人間はどのように秩序を保ってきたか―社会組織と政治
第6章 人間はなぜ家族をつくるのか―結婚と家族
第7章 人間と超自然の力―現世と神
第8章 人間である証―遊び・祭り・芸術
第9章 現代世界と文化―変化と展望