目次
第1部 分かるとはどういうことか(読む行為:ボトムアップ処理とトップダウン処理;知識のひな型をもとに理解する:スキーマ理論;読み始めから文章全体の理解へ:命題分析とマクロルール;文章を理解するときの心の中では何が起こっているのか:メンタルモデルと状況モデル;どこまでが文章の内容でどこからが推論か:推論のタイプ)
第2部 何が「分かる」に影響するか(人間の情報処理の「くせ」:バイアスとヒューリスティクス;人間の記憶の仕組み:作動記憶・短期記憶・長期記憶;人間の知覚と視点)
第3部 より良い理解のためには:読解活動を学習に活かし、応用するために(「文章の学習」と「文章からの学習」;理解の土台をつくる:アナロジー、先行オーガナイザー;図はどのように用いたらよいのか;読解ストラテジー;「分かっている」状態が分かっているか:メタ認知とモニタリング)
第4部 読みと個性(文章理解の三要因;文章の意味はどこからくるか;少し読みにくいほうが効果がある;個人のスタイルを測る:思考スタイル、学習スタイル;読解と個人差;文化的背景と読解;読解研究と読解教育)
著者等紹介
甲田直美[コウダナオミ]
1969年青森県に生まれる。1997年京都大学大学院博士後期課程人間・環境学研究科研究指導認定退学。1996年~1998年日本学術振興会特別研究員。2000年学位取得、博士(人間・環境学)、京都大学大学院博士後期課程人間・環境学研究科修了。現在、東北大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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