内容説明
本書は、ザクセン朝からハプスブルク家台頭以前までを範囲とし、ドイツ特有の制度である「ミニステリアーレ」など軍隊構造を解説したうえで、フリードリッヒ・バルバロッサのイタリア遠征を含む、国内外の主な戦役を詳細に解説している。
目次
背景
年表
組織(ドイツの都市;イタリア ほか)
家士(ミニステリアーレ)
チュートン騎士団
軍事行動(ハインリヒ4世時代の内戦;フリードリヒ・バルバロッサのイタリア進軍 ほか)
著者等紹介
グラヴェット,クリストファ[Gravett,Christopher]
1951年生まれ。ロンドン大学で中世研究の修士号を取得し、現在はロンドン塔内の王立武器庫の副館長を務める。これまでに研究対象の時代について数多くの論文を出版しており、オスプレイ社の出版物でも『キャンペーン・シリーズ 13―ヘースティングスの戦い 1066年』や『メンアットアームズ・シリーズ 166―中世ドイツの軍隊 1300-1500』を含め、数冊を著している
ターナー,グレアム[Turner,Graham]
中世史に関して代表的な画家であるが、オスプレイ社での活躍は比較的新しく、これまでに『ウォリアー・シリーズ 20―イギリス兵(2) 1793-1815』や『キャンペーン・シリーズ 44―パヴィーアの戦い 1525年』で6つの見事な戦闘シーンの挿絵を描いている。『メンアットアームズ・シリーズ』では初登場である
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