内容説明
西欧諸国連合の十字軍、それを迎え撃ったイスラム勢力。そこでは多様な民族、国家によるさまざまな軍制と装備を見ることができる。本書は十字軍のなかでも、とりわけ初期の十字軍と、時代背景のなかで生まれてきた騎士修道会の軍事面が解説されている。相対するイスラム勢力とともに、聖地とイベリア半島で抗争を繰り広げた両陣営の構造が明らかにされている。
目次
キリスト教国の軍勢(「外地(ウトラメール)」の軍勢
騎士修道会
イベリア半島の軍勢
ビザンティン(東ローマ)帝国軍)
イスラム圏の軍勢(アッバース朝軍;ムーア人の軍勢;セルジューク朝軍;ファーティマ朝軍;アイユーブ朝軍;マムルーク朝軍)