内容説明
本書は、陸上での戦いを中心に第2次世界大戦のヨーロッパ戦線を概観したものである。戦闘の経過のみを年代順に追い、その戦闘に関係した外交や内政などに関する記述は必要最小限に止めている。
目次
前史(戦争への道)
1939(ポーランド;ソ・フィン戦争)
1940(デンマークとノルウェー;フランス ほか)
1941(ロンメルの登場;バルカンとクレタ ほか)
1942(砂漠の一進一退;スターリングラードへの道 ほか)
1943(ドイツ・アフリカ軍団の退場;ソ連軍、ドニェプルを渡河 ほか)
1944(アンツィオとカッシノ;ノルマンディー上陸作戦 ほか)
1945(ライン河を越えて;ベルリン陥落)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
1
第二次世界大戦のヨーロッパの(つまりはほぼドイツの)陸戦での東奔西走を年別にまとめたもの。チュニジアでのアフリカ最後の抵抗や、クルスク以降ベルリンまでのソ連の怒涛の反撃(と、それでも存在する作戦間の停滞)のあたりは新鮮だった。とはいえ戦争の流れとしては、人工的な「年」区切りではなく夏冬の半期で区切った方がわかりやすかったかも。ただ、本としてはいろいろと残念なところの多いもので、誤植も多々ある。一番ひどいのは144頁と145頁が入れ違っているところ。2022/03/07
絵幌月@いろいろ不安定
0
これと某動画でアフリカ戦線が好きになった。(といっても情報量は圧倒的に少ないorz)マジノ線マジで役に立たないの…