内容説明
幻想動物入門。幻想動物たちとの新たな出会い。
目次
動物の姿をすれど。
幻想動物は、いまも生きている。
ヒトやがて怪物となる。
人喰いがやってくる。
見る、見られる。視線の恐怖。
繰り返し再生する。
情報の伝達者、死を告げ、知を与える。
海のなかを覗いてみれば…。
生みの親は錬金術師。
世界を生み出す。
聖なる獣 地を駆け、天を舞う。
動物の顔を持つ神々。
野に、森に、家に、精霊が棲む。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うなぎ
14
本棚の積ん読。貴志祐介『天使の囀り』でメデューサやテュポンなど神話用語が出て、そういやちゃんと知らないやと思ったので。中身は幻想動物図鑑。テュポンとヒュドラが脳内で区別ついてなかった。テュポンすげー強くてびっくり。プリニウスの本や古代文明の壺や絵でチラッと出てるようなマイナーな怪物、アジアの神話キャラ、中南米、日本や中国、妖精までわりと有名どころは必要最低限おさえてて良心的な中身。挿絵はオール白黒。もうちょっと見えやすい絵柄だったらベターだったんだけど、意外と知らないことも色々分かって良かった。2019/10/14