内容説明
教育勅語は聖徳太子の教えに背く。神話には上古の時代からの日本人民の生命と生活を守るたたかいがあった。戦争の惨禍の再来を防ぐために記紀神話と戦前の時代の真実を探る。
目次
第1章 聖徳太子の仁政
第2章 聖徳太子の仏教文化の源泉
第3章 天照大神と日の神
第4章 天神と地神の戦い
第5章 『やしま』の名の由来
第6章 少名彦那の神の故郷
第7章 教育勅語と軍人勅諭
第8章 護憲体制から軍部独裁へ―昭和維新
第9章 日本とナチスドイツの同盟
著者等紹介
原敏晴[ハラトシハル]
1940年和歌山県日高郡御坊町(旧)に生まれる。和歌山県立日高高校をへて大阪大学理学部物理学科卒業。1962年日立製作所中央研究所に勤務。1963年県立日高高校講師。1965年から国立和歌山高専・一般教育講師(物理)をへて、教授。2003年3月に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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