内容説明
社会福祉を目指して大学に入学してくる大部分の学生は医学、殊に精神医学について何も知らない。精神医学や精神保健学は初学者にとってなじみが薄く敬遠されがちで時に学ぶことが苦痛となることがある。このような学生に対してわかりやすい授業を展開するのが教師の役目であるが、そのためには学生の立場に立った、わかりやすいテキストが必要となる。このことについて著者は精神保健学の授業を行い学生の理解度を確認しながら作成したのが本書である。今回、更にわかりやすいことをモットーに第3版の改定を行い、統計も最新の数値に更新した。
目次
第1部 精神保健についての基礎知識
第2部 ライフサイクルにおける精神保健
第3部 精神保健における個別課題への取り組み
第4部 精神保健活動の実際
第5部 世界の精神保健医療
付録 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
著者等紹介
鈴木英鷹[スズキヒデオ]
1957年兵庫県西宮市生まれ。大阪大学大学院医学研究科修了(精神神経科学)。医学博士、精神保健指定医。現在、大阪体育大学教授(精神医学)。藤田保健衛生大学医学部客員教授
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