内容説明
高度情報社会において、われわれは増加しつつある機械(マシン)と共存していくことができるのだろうか。反対に情報文化の進歩についていけず、機械(マシン)の奴隷と化してしまうのか。それともサイボーグのように、「人間‐機械」(マン‐マシン)という新しい「種」へと進化していくのか―テクノロジーの発達とそれらを生み出してきた人間の想像力の系譜をたどり、人間の未来を予測する新・進化論。
目次
動物機械(アニマルマシン)
自動人形(オートマトン)
産業革命
リンネとダーウィン
フロイトとパヴロフ
バベッジ、ハックスレー、バトラー
「生物遺伝学」革命
「コンピュータ‐脳」革命
結論のはじまり
結論のおわり