内容説明
イン/ポライトネス研究は新たなステージへ。政治、AI、ソーシャルメディア、マウンティングなど「協調」と「非協調」、「ポライト」と「インポライト」のスペクトラムを捉える。本書は、複雑化、多様化する社会の幅広いコミュニケーションへと視野を広げ、イン/ポライトネス研究の地平を開くことを目的とする。
目次
第1章 イン/ポライトネス研究の新たな地平を目指して
第2章 イン/ポライトネスと感情
第3章 協調的ではないコミュニケーション―協調の原理、ポライトネス理論とジークフリート・イェーガーの装置分析
第4章 断絶のコミュニケーションをイン/ポライトネスの観点から考える
第5章 「マウンティング」をイン/ポライトネス研究から考える
第6章 参与者が傷ついたとされるコミュニケーションのイン/ポライトネス―Twitterにおける事例から
第7章 医療隠語に見るイン/ポライトネス・ストラテジー
第8章 組織ディスコースにみるポライトネスとパワー行使の一考察
第9章 公的機関で使用される「やさしい日本語」とポライトネス―若い世代の日本在住外国人の意識に着目して
第10章 大学「初修外国語教育」におけるジェンダー、セクシュアリティを考える
第11章 ポライトネスの観点から見た中国語の「新敬語」―「〓」を手掛かりとして
著者等紹介
大塚生子[オオツカセイコ]
現職:大阪工業大学工学部講師。専門:社会言語学、語用論
柳田亮吾[ヤナギダリョウゴ]
現職:実践女子大学文学部英文学科専任講師。専門:社会言語学・語用論・(批判的)談話研究
山下仁[ヤマシタヒトシ]
現職:大阪大学大学院人文学研究科教授。専門:社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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