ユニバーサル・ミュージアムへのいざない―思考と実践のフィールドから

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ユニバーサル・ミュージアムへのいざない―思考と実践のフィールドから

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883035779
  • NDC分類 069
  • Cコード C0070

内容説明

「誰もが楽しめる」博物館・美術館へ―。近年、各地のミュージアムで「さわる鑑賞プログラム」が実施されている。それは、ミュージアムを「目で見る」施設から、「全身の感覚でみる」体験の場に変えていく試みでもある。「ユニバーサル」とは、単なる障害者支援ではない。「健常/障害」という二項対立の垣根を取り払い、「誰もが楽しめる」ユニバーサル・ミュージアムを創ることで、触感豊かな共生社会の未来像を提示できるだろう。“対談”×内田樹(神戸女学院大学名誉教授)・“インタビュー”×飯嶋秀治(九州大学教授)収録。

目次

はじめに 「ユニバーサル・ミュージアム」な仲間たちへ
第1部 博物館を変える、社会が変わる(「ユニバーサル・ミュージアム」の探究;「ユニバーサル」を具現する触文化;なぜさわるのか、どうさわるのか;ユニバーサル・ミュージアム学を成り立たせるもの)
第2部 「目の見えない者」と「目に見えない世界」(「取り残される」側から社会を問い直す;発想・発見・発信―「触常者」という立ち位置;鑑賞・感動・勧誘―「触常者」の生活術;感覚の多様性と身体知)
第3部 学際的な共同研究の新展開をめざして(「ユニバーサル・ミュージアム」な仲間たちの実践事例集(執筆:ユニバーサル・ミュージアム研究会メンバー)
「ユニバーサル」の未来に向けて)
おわりに 「壁」を壊す触覚力

著者等紹介

広瀬浩二郎[ヒロセコウジロウ]
国立民族学博物館人類基礎理論研究部教授。総合研究大学院大学人類文化研究コース教授。自称「座頭市流フィールドワーカー」、または「琵琶を持たない琵琶法師」。1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“触”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。2021年9月~11月、国立民族学博物館において特別展「ユニバーサル・ミュージアム―さわる!“触”の大博覧会」を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

3
ふむ2024/06/21

Mentyu

1
視覚障害のある方にとって、近年のICT化は "I can not touch" だという指摘にギクリとする。なにしろ、自分は3D展示を押し進める研究を学芸員時代からやっているので、この問題は強烈に刺さるのだ。前近代の、目に見えないものを察知する文化の復権という話も興味深い。新興宗教や霊感の話が出ていたが、これは結界や禁足地における身体感覚の問題とも通じているものだろう。2025/01/20

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