近現代北海道とアイヌ民族‐和人関係の諸相

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近現代北海道とアイヌ民族‐和人関係の諸相

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883035243
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0036

内容説明

アイヌ民族に対する名付け、旅行者・写真家のまなざし、新聞報道、雑誌記事、メディア・イベント、学術研究、政治家による政策的関与などを検証し、日本社会の主流派(マジョリティ)である和人のアイヌ民族に関わる当事者性を問い直す。アイヌ民族に関わる和人の当事者性を問う。

目次

序章 問題の所在
第1章 呼称から考える「アイヌ民族」と「日本人」の関係―名付けることと名乗ること
第2章 『旅』は誘う―観光雑誌と執筆者・読者の「北海道」と「アイヌ」
第3章 メディア・イベントとしての北海道「探検」
第4章 アイヌの写真を撮る/見るまなざし―1950‐70年代前半の写真雑誌と掛川源一郎
第5章 アイヌの頭蓋骨写真報道が意味するもの―過去の「露頭」の発見と発掘
第6章 アイヌ政策の分析枠組み―強制された「共生」の構造
第7章 五十嵐広三旭川市長とアイヌ民族―「北海道アイヌ祭り」と北海道旧土人保護法存廃論争を中心に
第8章 「アイヌ研究」と社会学のかすかな接点―ある社会学者の関与と撤退
終章 本書の到達点と今後の課題

著者等紹介

東村岳史[ヒガシムラタケシ]
北海道帯広市生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程中退。現在同研究科教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いたる

0
「マイノリティでない存在」である和人が、アイヌ民族をどのようにまなざし、利用してきたかを検証する。 つまり、本書はマイノリティ研究ではなくマジョリティ研究に位置づけられる。 研究対象は、民族呼称、観光雑誌、探検・開拓の表象、写真家、研究者、政治家、国策と多岐にわたる。 昨年開業した国立の「民族共生象徴空間」のあり方も議論の俎上に載せられている。 「アイヌ民族に関心を持つ和人」が読者の多くだと思われるが、その読者も少なからず自省を促されることだろう。2021/05/04

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