内容説明
あらゆる生き様に通ずる、人間の本質と全体像。人間は、自らの「生きる意味」を問うことを通じて「幸福」を探究し、独自の生き方・あり方を培い・確立・発達させていく―。芸術家たちの全生涯にわたる造形表現活動を「感性」を軸にたどることによって、時代や地域を超えた普遍性を持つそのメカニズムが明らかとなる。
目次
第1部 乳幼児期から成人期までにおける感性発達とそのメカニズム(階層1・生理的感覚的感性と未分化な表現活動;階層2・感性(生活的価値意識)と造形表現活動の発生・分化
階層3・感性(生活的価値意識)と造形表現活動の成立・独立
階層4・美的感性と芸術的表現活動の発生・分化)
第2部 成人期以降における感性発達とそのメカニズム―階層5・美的感性と芸術的表現活動の成立・独立~階層10・発達の最終階層(ミケランジェロにおける成人期以降の感性生涯発達過程;ゴヤにおける成人期以降の感性生涯発達過程;北斎における成人期以降の感性生涯発達過程;ムンクにおける成人期以降の感性生涯発達過程;ピカソにおける成人期以降の感性生涯発達過程;三岸節子における成人期以降の感性生涯発達過程;山下清における感性生涯発達過程)
著者等紹介
梅澤啓一[ウメザワケイイチ]
1950年、岐阜県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程教育学専攻満期退学。博士(文学)(大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- アフターコロナのニュービジネス大全 新…