内容説明
対話のかたちの人物伝。オスカー・ワイルドと話せるなら、こんなことを尋ねてみたい…。そんな空想を実現するのが「コーヒータイム人物伝」です。コーヒーを飲みながらのリラックスしたおしゃべりの中でその生涯の真実をはなしてもらいましょう。作者マーリン・ホランドは、オスカー・ワイルドの血を引く唯一の孫であり、20年以上にわたってワイルドの生涯と作品の研究をおこなってきました。その“悪名馳せる”がゆえに祖父の名を奪われた実の孫が架空のインタビューをする、という“皮肉”な設定。
目次
まえがき(サイモン・キャロウ)
オスカー・ワイルド(1854‐1900)小伝
オスカー・ワイルドとコーヒータイム(ワイルド氏登場;ギリシア語を学んで;美学の教授;アメリカとの出会い;ほぼきちんとした生活;ミドルクラスに与えた衝撃;黒豹たちとの宴;危険な友情;名誉毀損裁判;汚名にまみれた唯美主義者;獄中の物書き;名ばかりの自由;最終幕;没後)
著者等紹介
ホランド,マーリン[ホランド,マーリン] [Holland,Marlin]
オスカー・ワイルドのただ一人の孫で、20年にわたり祖父の生涯と作品についての調査を行なっている
キャロウ,サイモン[キャロウ,サイモン] [Callow,Simon]
俳優として映画、テレビ、舞台で活躍する他、作家としても活動している。一人芝居『オスカーであることが肝心』でオスカー・ワイルドを演じた
前沢浩子[マエザワヒロコ]
津田塾大学卒、同大学大学院修了。獨協大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shun'ichiro AKIKUSA
leo
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saori
読書記録(2018/10~)