日本語と朝鮮語の談話における文末形式と機能の関係―中途終了発話文の出現を中心に

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日本語と朝鮮語の談話における文末形式と機能の関係―中途終了発話文の出現を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883034734
  • NDC分類 817.8
  • Cコード C1080

出版社内容情報

談話に特徴的な発話形式から日本語と朝鮮語の違いに迫る。ありのままのことばの姿、コミュニケーションの実態を記述した意欲作。似て非なる言語、コミュニケーションの世界
談話に特徴的な発話形式に注目し、日本語と朝鮮語の違いに迫る。これまでの文法研究では明らかにされてこなかった、ありのままのことばの姿、コミュニケーションの実態を記述し分析した意欲的な研究書。

第1章 序論 ?001
1.1.研究動機と問題の所在 002
1.2.分析対象、方法論に関する前提 004
1.2.1.談話と文章 004
1.2.2.談話分析と会話分析 009
1.2.3.日朝対照による談話分析 017
1.3.本書の構成 019

第2章 調査・文字化の方法 ?023
2.1.談話採録調査と文字化 024
2.1.1.調査の枠組み 024
2.1.2.文字化の概要 028
2.2.質問紙調査 030
2.3.まとめ 032

第3章 理論的枠組みと形式・機能の出現様相 ?033
3.1.発話形式に関して 034
3.1.1.品詞分類と用言の活用形、発話形式 034
3.1.1.1.品詞分類 034
3.1.1.2.用言の活用形 036
3.1.1.3.発話形式 041
3.1.2.中途終了発話文に関する先行研究 044
3.1.3.本書における中途終了発話文の定義と出現様相 054
3.1.3.1.中途終了発話文の定義 054
3.1.3.2.類似概念との関係 056
3.1.3.2.1.言いさし文との関係 056
3.1.3.2.2.終助詞/丁寧化のマーカー終了発話文との関係 059
3.1.3.2.3.非述語文との関係 060
3.1.3.3.発話形式による発話文の出現様相 061
3.1.3.3.1.発話形式とその出現様相 061
3.1.3.3.1.1.親疎関係による考察 063
3.1.3.3.1.2.性別による考察 064
3.1.3.3.1.3.年代による考察 065
3.1.3.3.1.4.年齢の上下差による考察 066
3.1.3.3.2.中途終了発話文の下位分類とその出現様相 068
3.1.3.3.2.1.親疎関係による考察 072
3.1.3.3.2.2.性別による考察 074
3.1.3.3.2.3.年代による考察 074
3.1.3.3.2.4.年齢の上下差による考察 078
3.2.発話機能に関して 078
3.2.1.発話機能に関する先行研究 078
3.2.2.本書における発話機能の分類と出現様相 084
3.2.2.1.発話機能の分類 084
3.2.2.2.発話機能による発話文の出現様相 086
3.3.まとめ 088

第4章 形式と機能の関係―情報要求発話を中心に ?091
4.1.情報要求に関する先行研究と分類 092
4.1.1.情報要求に関する先行研究 092
4.1.2.本書における情報要求の分類 096
4.2.情報要求を表す発話文の出現様相 099
4.2.1.親疎関係による考察 101
4.2.2.性別による考察 107
4.2.3.年代による考察 110
4.2.4.年齢の上下差による考察 113
4.2.5.両言語の出現の差を形成する要因 116
4.3.まとめ 118

第5章 談話構成と発話文生成メカニズム―先行発話と質問を表す中途終了発話文出現の関係を中心に ?121
5.1.質問発話生成に関する先行研究 124
5.2.中途終了発話文が質問発話として機能する要因 127
5.2.1.明示的質問表示 127
5.2.2.非明示的質問表示 130
5.3.まとめ 139

第6章 発話連鎖と談話構成―質問と応答の連鎖を中心に ?143
6.1.【質問→応答】の発話連鎖とは 145
6.1.1.【質問→応答】の発話連鎖に関する先行研究 145
6.1.2.分析範囲と方法 148
6.2.第2部分における応答 153
6.2.1.第2部分における応答発話の出現様相 153
6.2.2.発話形式による出現様相 154
6.2.2.1.実質的回答発話である場合 155
6.2.2.2.非実質的回答発話である場合 159
6.2.3.発話機能による出現様相 160
6.2.3.1.実質的回答発話である場合 161
6.2.3.2.非実質的回答発話である場合 162
6.3.第2部分の発話文生成に関わる機能要因 170
6.4.まとめ 171

第7章 発話連鎖と繰り返し発話 ?173
7.1.繰り返し発話とは 174
7.1.1.繰り返し発話に関する先行研究 174
7.1.2.本書における繰り返し発話の定義 178
7.2.繰り返し発話の再現レベルと談話展開機能 180
7.2.1.繰り返し発話の再現レベル 180
7.2.2.繰り返し発話の談話展開機能 186
7.3.まとめ 189

第8章 発話文に対する意識と談話における使用様相 191
8.1.分析項目と方法 192
8.2.質問表現と発話文生成に対する意識 193
8.2.1.質問表現に対する意識 193
8.2.2.発話文生成に対する意識 200
8.2.2.1.日本語と朝鮮語で差異をみせる項目 200
8.2.2.2.日本語と朝鮮語で差異をみせない項目 203
8.3.まとめ 206

第9章 結論 ?209
9.1.本書における議論 210
9.1.1.各章における議論 210
9.1.2.本書全体における結論 215
9.2.本研究の意義・課題 221
9.2.1.本研究の意義 221
9.2.2.本研究の課題 223

参考文献一覧 225


付録 ?237
[付録1]フォローアップアンケート 日本語版 238
[付録2]フォローアップアンケート 朝鮮語版 241
[付録3]フェイスシート(調査整理表)日本語、朝鮮語共通 244
[付録4]先行研究における発話機能の分類 245
[付録5]質問紙調査票 日本語版 249
[付録6]質問紙調査票 朝鮮語版 252

あとがき 255
初出一覧 257
索引 258

?木丈也[タカギタケヤ]
著・文・その他

内容説明

似て非なる言語、コミュニケーションの世界。談話に特徴的な発話形式に注目し、日本語と朝鮮語の違いに迫る。これまでの文法研究では明らかにされてこなかった、ありのままのことばの姿、コミュニケーションの実態を記述し分析した意欲的な研究書。

目次

第1章 序論
第2章 調査・文字化の方法
第3章 理論的枠組みと形式・機能の出現様相
第4章 形式と機能の関係―情報要求発話を中心に
第5章 談話構成と発話文生成メカニズム―先行発話と質問を表す中途終了発話文出現の関係を中心に
第6章 発話連鎖と談話構成―質問と応答の連鎖を中心に
第7章 発話連鎖と繰り返し発話
第8章 発話文に対する意識と談話における使用様相
第9章 結論

著者等紹介

〓木丈也[タカギタケヤ]
慶應義塾大学総合政策学部専任講師。2006年東京外国語大学外国語学部東アジア課程朝鮮語専攻卒業。2008年東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻修士課程修了。2014年東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻博士課程修了。専門領域は社会言語学、朝鮮語学、方言学、談話分析。2016年10月朝鮮学会研究奨励賞受賞、2018年9月より韓国方言学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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