内容説明
1945年の解放後、「国語」の地位を取り戻した建国期韓国における国語科の実態は、どのようなものだったのか。植民地期から1945年以降にも引き継がれた、教科書・教育課程及び教育者による教育観・教育思想の枠組における「連続性」の問題とその特徴を、建国期韓国における国語科にその焦点を合わせて考察する。
目次
本書の問題意識と構成
韓国における国語科の誕生と変遷―近代啓蒙期から植民地期における教育課程と教科書
建国期韓国における国語科教育(教育課程;教科書)
建国期韓国教育界におけるイデオロギーの問題
建国期韓国における国語科の特徴と今後の課題
著者等紹介
朴貞蘭[パクジョンラン]
1976年韓国・釜山生まれ。2009年3月名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)。2009年4月~現在、名古屋大学大学院文学研究科・博士研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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