目次
第1部 言語意識を照らし出す(言語意識とアコモデーション―「外国人」「車いす使用者」の視座からみた「過剰適応」;漢字圏における受動的多言語使用;私たちはどのように言語を管理するのか;言語学と言語意識―日本にはいくつの言語があるか;「第2言語」から見たドイツと日本の言語意識―移民に対する言語教育を中心に)
第2部 言語意識をさかのぼる(言語の隠蔽機能―言語意識と批判的談話分析について;国語国字問題のなかのドイツ語史―なぜドイツの言語事情が参照されたのか;言語学史に占めるフンボルトの位置―ガーベレンツ、コセリウを参照して;人々の集まり・相互行為・認知―ことばと共有性;言語意識と文化分析の言語学―Sprachbewusstsein und kulturanalytische Linguistik)
著者等紹介
山下仁[ヤマシタヒトシ]
大阪大学大学院言語文化研究科准教授。専門は社会言語学、ドイツ語学
渡辺学[ワタナベマナブ]
学習院大学文学部教授。専門はドイツ語学、社会言語学、メディア言語学、言語学の歴史
高田博行[タカダヒロユキ]
学習院大学文学部教授。専門はドイツ語学、ドイツ語史、歴史語用論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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