目次
第1章 ある大正人の一日―大正九年五月
第2章 巨大都市東京の誕生
第3章 成金の輩出
第4章 大量消費型の社会
第5章 大正文化の成立
第6章 時代としての大正
第7章 時代区分としての大正
補論 文化環境としての郊外の成立
補論2 公衆衛生と「花苑都市」の形成
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
1
k018、この本の中で言及されていた本を読んだところ経済学者とのことだったが納得。それと、白樺と赤い鳥が時代を席巻したと紹介しておいて影響を与えた情報がないので言及のみで…だとか。天皇制を批判していないことをもってして「大正デモクラシー」が完全なまやかしだと証明終了していて、なんとも言えない。結論も理論も別にいいがもう少しなんとかならんのか…。フェミニズムが売春を取り締まろうとしたこと、世間が拐われ売り飛ばされる女性を一切救わず差別の対象にしたことなども踏み込めば面白い話はあったものの、なんというか断片。2020/03/06
三井寿里
0
大正から昭和初期(戦前)の都市風俗に興味があって手に取りました。前半は興味深く読み進めましたが、後半、特に6章「時代としての大正」7章「時代区分としての大正」は歴史研究というより筆者の持論が強く、引用にも偏りが目立ちます。やや期待外れでした。2020/10/28




