出版社内容情報
代表作「みずうみ」で知られる19世紀ドイツロマン派の詩人・短編小説家シュトルムの代表作を本邦初訳2編を含め翻訳し、紹介。
内容説明
19世紀ドイツの市民的写実主義の作家・詩人テーオドール・シュトルム―ドイツ文学の真珠といわれる、美しくもはかない青春の悲恋を描く、初期の代表『みずうみ』、そして本邦初訳作品『荒地の村』を含む初期から中期の14篇を収録。
著者等紹介
シュトルム,テーオドール[シュトルム,テーオドール][Storm,Theodor]
1817年北ドイツ北海沿岸のフーズムに生まれる。十九世紀ドイツの市民的・詩的写実主義の作家・詩人。弁護士・裁判官でもあった。1888年フーズム南方の小村ハーデマルシェンにて没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
111
先日シュトルムの短編集を読んだことで、このような本を読み始めました。日本シュトルム協会ができていることを知りました。その方々が訳されてシュトルムん短篇を全6冊にして出されているようです。こんなにたくさんの作品があるとは思ってみませんでした。「みずうみ」「聖ユルゲンにて」「インメンゼー」などの数編しか知らなかったのですがこの本でかなりの作品を知ることができました。また訳も様々な方が訳されているのですが非常に読みやすく訳されています。とりあえず1巻は図書館から借りてきましたが、他の巻を古本屋などで探してみます2018/01/14