植民地官僚の政治史―朝鮮・台湾総督府と帝国日本

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植民地官僚の政治史―朝鮮・台湾総督府と帝国日本

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  • サイズ A5判/ページ数 965,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883032204
  • NDC分類 317.8
  • Cコード C1021

内容説明

1895年から半世紀、「帝国日本」は台湾・朝鮮などの植民地統治のために、膨大な植民地官僚群を生みだしてきた。本書は、これら植民地官僚群に関わるさまざまな制度、高級官僚の人材や異動の動態を明らかにしながら、民族問題と植民地官僚制の複雑な相関関係、そして本国‐植民地を架橋する50年の政治史を論ずる。

目次

第1部 植民地官僚制の制度設計と機能―秩序と格差(植民地官僚組織の規模と構成;植民地統治機構の形成と改変;植民地官僚と制服 ほか)
第2部 植民地高級官僚の人材―学歴・資格と異動の動態(文官高等試験合格者と植民地;台湾総督府の高級官僚人事;朝鮮総督府の高級官僚人事)
第3部 植民地官僚をめぐる政治構造―重層し交錯する利害関係(朝鮮総督府官僚と減俸・加俸削減反対運動;台湾総督府官僚と減俸・加俸削減反対運動)

著者等紹介

岡本真希子[オカモトマキコ]
1967年、北海道生まれ。1999年早稲田大学大学院文学研究科史学専攻(日本史専修)博士後期課程単位取得退学。1997~1999年早稲田大学文学部助手、2000~2003年日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、早稲田大学東アジア法研究所客員講師・文学部兼任講師、津田塾大学・東京学芸大学・立教大学・国士舘大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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