目次
序章 「神秘の感覚」
第1章 曖昧性と不確定性
第2章 起源から古典時代まで
第3章 啓蒙時代から印象派へ
第4章 ルドン、アンソール、スーラ
第5章 ゴーギャン、ポン=タヴェン、ナビ派
第6章 世紀の転換点にて
第7章 キュビスム、抽象、レディー=メイド
第8章 イメージの共同体
第9章 言葉とともに
第10章 思想の世界のなかで
第11章 大戦間
第12章 モダニズム以後の曖昧性
終章 権力の再分配
著者等紹介
ガンボーニ,ダリオ[ガンボーニ,ダリオ][Gamboni,Dario]
1954年イヴェルドン(スイス)生まれ。ローザンヌ大学(スイス)と国立社会科学高等研究院(フランス)で美術史を学ぶ。1989年にルドン研究によって博士号を取得。リヨン第2大学(フランス)、ケース・ウエスタン・リザーヴ大学(アメリカ、クリーブランド)、アムステルダム大学(オランダ)で教授を務めた後、2004年よりジュネーヴ大学(スイス)美術史学教授。そのほか、オルセー美術館の『48/14』編集委員、アンドレ・シャステル・センター特別研究員、ジュネーヴ現代芸術センター委員など数々の委員を担当。近現代の視覚芸術研究のみならず、美術と文学の交流、イコノクラスム、美術作品の受容史などを幅広く研究し、国際的に活躍する
藤原貞朗[フジハラサダオ]
1967年大阪府生まれ。大阪大学文学研究科とリヨン第2大学で美術史を学ぶ。文学修士。大阪大学文学研究科助手を経て、2003年より茨城大学人文学部助教授(2007年より准教授)。近現代フランスの美術研究のほか、美術史学の学史研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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