内容説明
アラビア海に面した美しい海岸の町ゴアは、451年間もの長きにわたってポルトガルの植民地支配のもとにあった。解放後もキリスト教をはじめ、ヨーロッパの文化が深く根をはり、インドのなかで異質な光をはなっているゴア。この「もうひとつのインド」ゴアの文化・ことば・社会をつうじて、多言語多文化社会インドの現在をみつめなおし、言語とナショナリズムのゆくえをうらなう。
目次
1章 はじめに
2章 ゴアとの出会い
3章 過去からの残照
4章 パナジーの人と町
5章 宗教と言語
6章 食と生活
7章 北と東、そして南へ
8章 ゴアの言語
9章 公用語
10章 おわりに
著者等紹介
鈴木義里[スズキギリ]
1953年生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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