内容説明
本書は、没政治的な多言語主義者や危機言語擁護派の対極にたち、言語問題への徹底して政治的な視点を提示する。
目次
第1部 一般的諸問題(言語の理論と植民地主義;方言と言語(国語)
言語における植民地化の過程
植民地支配の言語的痕跡 ほか)
第2部 個別事例研究(フランスにおける言語植民地主義;ラナルフ・ヒグデンとジョン・トレヴィザが伝える一四世紀における英語の状況;バンバラ語、ジュラ語、マリンケ語の記数体系;バンバラ語におけるアラビア語とフランス語からの借用 ほか)
著者等紹介
カルヴェ,ルイ=ジャン[カルヴェ,ルイジャン][Calvet,Louis‐Jean]
1942年チュニジア生まれ。フランス・プロヴァンス大学教授。専門は社会言語学
砂野幸稔[スナノユキトシ]
1954年滋賀県生まれ。熊本県立大学文学部教員。専門はアフリカ地域研究(文学、言語文化、歴史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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