「言語」の統合と分離―1920‐1940年代のモンゴル・ブリヤート・カルムイクの言語政策の相関関係を中心に

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883031757
  • NDC分類 829.55
  • Cコード C1038

内容説明

モンゴル文字によって緩やかに束ねられていたモンゴル諸族が、ソヴィエト連邦とその衛星国であったモンゴル人民共和国でなされた民族・言語政策により、別々の民族に分かれていくプロセスを描く。

目次

第1部 ラテン文字化以前のモンゴル諸族(~1930)(モンゴル諸族の文字使用の歴史;ロシア革命以前のブリヤートにおける言語政策;カルムイクにおける言語政策(~1930)
ロシア革命後のブリヤート
モンゴルにおける言語政策(~1930))
第2部 ラテン文字化以降のモンゴル諸族(1930~)(ソヴィエト連邦における言語政策;モンゴル諸族におけるラテン文字化の始まりとモンゴル諸族文字・言語問題会議;ラテン文字化以降のカルムイクの言語政策;ラテン文字化以降のブリヤートの言語政策;ラテン文字化以降のモンゴルにおける言語政策;ウラジーミルツォフの理想と現実)
「言語」の統合と分離

著者等紹介

荒井幸康[アライユキヤス]
1969年、東京生まれ。1994年、大阪外国語大学外国語学部モンゴル語科卒業。2003年、一橋大学言語社会研究科博士課程修了。北海道大学スラブ研究センター21世紀COE研究員、博士(学術)。専攻は、モンゴル諸族の近現代史、ソヴィエト言語政策史、言語思想史、社会言語学(言語政策論、言語イデオロギー論、消滅の危機にある言語に関する議論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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