内容説明
ソフトウェア開発保守プロジェクトにおいて生産性・品質を維持しつつ納期順守を達成するのは重要かつ容易ならざること。本書は現実のプロジェクトを題材に、現場の生きたデータを元に生産性・品質の向上と納期の短縮に関する実際、現場で開発を行った人たちの声、そして開発保守理論の応用方法などを紹介しながら、プロジェクトの成功達成を目指すための課題と解決方法を示す。
目次
第1部 ABCプロジェクト(ABCにおける開発;生産性の向上 ほか)
第2部 統計・資料(仕事内容;統計的扱い)
第3部 現場の声(調査;開発工程に関わるもの ほか)
第4部 ソフトウェア開発のための道具箱(現場に必要な技術としてのプロジェクト管理;ABCに見るI社 ほか)
著者等紹介
山村吉信[ヤマムラヨシノブ]
1978年同志社大学工学研究科博士課程前期電気工学専攻修了。同年日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)入社。1983年サイエンス・インスティチュートに移る。1985年から2年間、米国プリンストン大学大学院計算機科学科に留学。1990年、SE研究所に移る。1994年から、ソフトウェア開発センターにて現場でのソフトウェア開発プロジェクト・リーダーとなる。1997年から、公共システムズ・エンジニアリング部に移り、宇宙開発事業団つくば宇宙センター担当システムズ・エンジニア。宇宙センターでは、宇宙環境利用本部・情報システムの企画支援に従事し、主としてPCとサーバー中心の次期システム構想の企画に携わる。1999年に、郵政省・通信放送機構モデル・オフィス展開事業のプロジェクト・マネージャ。契約から納品まで1ヶ月であったが成功裡に納品した。2001年6月から2002年4月まで、電子商取引きの標準であるロゼッタネットジャパンの運営委員に任命され、ロゼッタネットの普及・啓蒙活動に従事する
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