内容説明
近代市民社会の形成と発展、そして現代における世論形成に新聞がはたしてきた役割はおおきい。本書は、17世紀以降、近代、ナチス第三帝国時代をへて現代にいたるドイツ新聞とそのテクストの様式の変遷をテーマ別に詳細に論じ、新聞ジャーナリズムの課題と展望を明らかにする。
目次
1章 概念と題号
2章 理論構成へ向けて
3章 分類
4章 課題と成果
5章 造形手段
6章 編集局員とジャーナリスト
7章 新聞の販売
8章 読者
9章 研究
10章 批判
11章 歴史
著者等紹介
シュトラスナー,エーリヒ[シュトラスナー,エーリヒ][Strassner,Erich]
1933年4月17日生まれ。1962年に博士号を取得、1972年、大学教授資格取得。その後、テュービンゲン大学にてドイツ・フィロロジー/ドイツ語学の教授として2001年まで教鞭をとる。ドイツ語をメディア史や政治、文化など様々な角度から研究し、ゲルマニスティックの確立に貢献した
大友展也[オオトモノブヤ]
1961年3月7日生まれ。修士号取得の後、1985年渡独。1990年にテュービンゲン大学にて博士号取得。コンスタンツ大学研究プロジェクト助手を経て、現在、岩手大学人文社会科学部助教授
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