シンガポールの言葉と社会―多言語社会における言語政策 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883030880
  • NDC分類 809
  • Cコード C0080

内容説明

多民族の統合と経済発展を実現した都市国家シンガポールは国民のだれも母語としない「英語」を「国家語」としている。その言語政策と人々の生活の関係をフィールドワークしシンガポール社会の現実を描きだす言語社会学レポート。

目次

序章 シンガポールと言語研究
第1章 言語的、文化的多様性
第2章 民族に対する社会操作とは―国家形成に向けて
第3章 教育制度にみる言語政策の変遷―その政治的意図と結果
第4章 中華系社会とマレー系社会―移住形態と文化的差異
第5章 シンガポールをフィールドワークして―シンガポリアンからの反応
第6章 言語政策のもたらしたもの―言語価値の変化
第7章 宗教領域と言語
第8章 英語のダイグロシア化と現代シンガポール英語
第9章 これからのシンガポール研究―エスニシティと言語教育政策

著者等紹介

大原始子[オオハラモトコ]
兵庫県生まれ。神戸市外国語大学大学院修了。シンガポール大学(NUS)社会学部客員研究員、東京外国語大学共同研究員を経て、現在、桃山学院大学、梅花女子大学講師
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